「開口一番」とは、トップページのタイトルの下に大きく書いてある、珍妙な妄想を文章化したもののことを言います。
決して「セキグチいちばん」ではありません。

だんだんストックが増えてきたので、掲載順序を新しい順に変え、古い作品を切り離しました。
とはいうものの、21本から30本に達するまで半年以上かかってしまった、このていたらく。

2001年11月12日〜2002年1月1日

　【今週の表情】
目薬を差すときに口が開くのはいいけどさぁ、
耳かきをするときも口が半開きになって、
さらに目まで半開きになるのは、みっともないよぉ。

……まぁ、耳かきしてる顔に“りりしさ”を求めちゃいけないけどね。

　耳かきしている時って、耳の中を慎重にかかなければいけないから、その分“外敵”に対して無防備になるわけです。……ってもっともらしく理屈をこねると、面白くも何ともないですね。ちなみに、飲み会でみんながほとんどヘベレケになってきた頃合いに、鞄からおもむろにシェーバーや耳かきを取り出して、ヒゲを剃ったり耳をかいたりすると「お前、何してんねん」という具合に笑いを取れます。女の子にモテるかどうかは別問題でしょうけど。

2001年10月14日〜2001年11月12日

　【今週の遺跡】　
長尾根遺跡も、小鹿坂遺跡も、秩父原人の遺跡は
全部ねつ造だったんだって。まるっきり全部。
じゃあ、「その場所を掘ろう」って最初に言い出したのは誰なのよ？

どうせなら、もっと交通の便のいいところで
遺跡をねつ造すればよかったのに。
さいたま新都心のとなり、とか。

　どのマスコミを見聞きしても、分からないんですよ。掘り始めるきっかけが。何かが出土しなければ、「そんなものが出てきたのなら、じゃあ掘ってみようか」っていう気にならないはずでしょ。でも、遺跡そのものがねつ造だってェんだから。……各地にサクラを仕込んでたりして。
　あと、２回目が終わったばかりで打ち切りが決まった“秩父原人まつり”のマスコットにもなっている「秩父原人チプー」ですけど、一般公募から採用された原作者が言うには、あれは“原人”じゃなくて“森の妖精”なんですって。それを“原人”に見立てて商売に使われるのは「不本意」なんですって。

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