マルチメディア入門(11)第4グループ
早稲田通り《その4》
早稲田通りの終点=井草八幡宮
旧早稲田通りと別れてから西へ3km。青梅街道にぶつかる
井草八幡前交差点
が、早稲田通りの終点である。道路名称の看板は「ここまで」ではなく「ここから」書いてある。道は青梅街道を渡ったその先も続いており、どんづまりという雰囲気ではない。交差点の角にある駐車場に車を止めて、
「……ん? 徒歩じゃなかったの!?」
……すいません。何日かに分けて取材したもので、井草八幡へ行った日はレンタカーで行ったのである。あしからず。
とにかく、北参道
【←写真左】
を通って井草八幡宮へ参拝する。11月下旬の土曜日、七五三らしき家族連れがいたが、その主役とおぼしき女の子は、
一昔前のブリッコアイドルのようなフワフワのドレス
に身を包んでいる。千歳飴は持っていない。
「それでも七五三か、お前は!?」
と言いたい気持ちを抑えつつ、拝殿へ。ここでは記念撮影を待っている男の子と母親がいる。正確に言うと、拝殿をバックに写真を撮りたいが、その前から参拝客がいなくなるのを待っているのである。当方は急ぎの旅ではないので、その記念撮影の後にお参りしようとしばらく待っていたが、先客が拝殿の前から立ち去るのと入れ替わるように、後から別の一人がやって来るという間の悪さ。しかも、やって来たおばちゃんはこの期に及んで必要以上に信心深く手をすり合わせ
(神社は拍手だろ、というツッコミはさておき)
、
100円だけ
ほうり込んで
4回分
ぐらい拝んでいる。このままでは日が暮れてしまう。結局、お賽銭も出さず拍手も打たず、その場を離れてしまった。
でも神社に来たら
おみくじ
は欠かせないでしょう、という妙なこだわりを持って、100円のおみくじを引いてみたら、なんと
凶!
。来春まであまりいいことはないという。参拝をあきらめたばちが当たったのか。深く考えず、先を急ぐこととする。
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このページの担当は:
齋藤 史朗
でした。