2003年6月17日(火) 思い立ったが吉日
|
ふつうは「きちじつ」と読みますが、「きちにち」とも読むことを教えてくれたのは、他ならぬ落語でして。
昨日から今日にかけて、ラジオをはじめとする各メディアでは春風亭柳昇師匠のはなしが幾度となく上がっています。昨日の夕刊紙から今日の朝刊にかけて、新聞記事になっていますから、今朝のテレビでも取り上げられていたのではないかと。
5月3日に新宿末広亭へ行ったとき、ちょうど夜席の番組が柳昇一門だったのですが、日記にも書いたとおり小柳枝師匠(柳昇一門の総領弟子)の「青菜」までで帰ってしまったので、帰りが遅くなっても主任の桃太郎まで見ればよかった、と悔やんでも後の祭り。
昨日(16日)夕方のTBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」で、さっそく柳昇師匠を取り上げていました。今春までレギュラーコメンテーターだった山藤章二さんに電話をつないでいたのですが、そのやり取りの中から……。
強啓「こんなことなら、もっとしっかり見ときゃよかったと思いますねぇ」 山藤「だからネ、強啓さん。いい落語家は、しっかり見とかなきゃいけないんですよ」
そりゃそうだ。山藤先生に無条件賛成です。 鉄道の廃止は数ヶ月前に発表されるから準備ができるけど、落語家は(見る側も)生身の人間なんですから、お互いにいつどうなるか分かりません。録画や録音が普及した現代でも、ライブにはかないません。やっぱり寄席でしょう。
業務多忙で平日夜はなかなか寄席へ行けませんが、もうすぐウチの課に後輩が入ってくるし、ひととおり仕事を教えたら、ちょいちょい寄席へ通ってみようかと思っております。
No.48
|
|