| 橋と天羽と音頭と私・そんな梅雨明け前の日帰り旅 (2003年7月19日・日帰り) |




その中で、上下黒装束に揃いの白い大きな法被をはおり、ヒップホップっぽいテイストを加えた(←解らぬまま言ってるかもしれぬ)独創的なダンスを繰り広げている4人組がいた。後で調べたら、大阪近郊からやってきた“超電撃的盆舞踊集団”翔・風牙だそうで、すでに近畿地方の盆踊りではかなりの有名人だとか。この日も、取材のカメラクルーがついて来ていたらしいが、錦糸町での認知度も結構高そう。徐々に長くなっていく踊りの“輪”の中で、行く先々から拍手喝采を浴びていた。
その割りに河内音頭の東京全体への浸透度が低いような気がする。今回、TBSラジオが協力しており、前日の「大沢悠里のゆうゆうワイド」冒頭でも錦糸町河内音頭の紹介に時間を割いていたが、効果はいかばかりか。あ、そうそう、本部テントのすぐそばにTBSラジオのテントが出ていたので、番組表をもらう。TBS受付やレコード店などで配布している、番組名と出演者だけが書かれたシンプルなものではなく、ワイド番組内の各コーナーにスポンサー名まで書いてある“営業用”の番組表。個人では、普段なら頼んでも貰えない物なので、ラッキーである。続いて本部席でカンパして、うちわを一つもらったら、なんとTBSラジオ「ザ・ベースボール」のロゴ入りだった(色によってスポンサー名が違う)。
今回は演歌歌手の大原未登里さんが、三音家一門の“三音家未登里”としてやぐらを務めた(←写真左)。ついでに、舞台上手の三味線弾きが、こういう場には珍しい(?)妙齢の女性だったので、撮ってみた(写真右→)。冒頭のメンバー紹介によれば 虹 友美さん(資料によっては虹 知美とも表記)といい、河内音頭 連合会の会派には属さず、当日はゲスト扱い。ネットで検索してみたが、Googleで数件ひっかかる以外に手がかりはない。日本髪をつけて舞台に上がっている写真があったので、関西の小劇団に属する舞台女優なのかもしれないが。
たまたまこの晩は「うえの夏まつり」のパレードも実施されていたようで、青森ねぶた・秋田竿灯・盛岡さんさ踊り・佐渡おけさなど各地の踊りが、上野広小路・松坂屋前から上野駅中央改札前まで練り歩いてきたそうだ。そしてJR東日本上野地区の社員による“さんさ踊り”の連がそのまま広小路口から駅舎内に入ってきて、太鼓を抱えて打ち鳴らしながら中央改札前の広場で何周か踊って見せて、浅草口から退場していった。《※5》パカパカ90分……「サタデー大人天国 宮川賢のパカパカ90分」TBSラジオで土曜15:30〜17:00。いいトシこいたバカ大人がしでかした失敗談を募集し、生放送でリスナーにしゃべってもらって爆笑する番組。劇団ビタミン大使ABC主宰の宮川が舞台で休むときは、傑作選をやるので、聞き逃せない。ちなみに私が一番好きな話は、「アルバイトで、消火器の注文を受けて翌日に配達に行ったら、ちょうどその家が鎮火したところだった」という話。
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