【8/3】月曜日 のつづき
12:00 [岩屋港]に到着。タクシー代は〆て 12,710円(13,000円出したら300円返してくれた)。予定外の出費は痛かったが、マンツーマンのガイドはありがたかった。バス停の時刻表によれば、高速舞子行のバスは12:45発だったので、それまでぼーっとしているはずだったが、12:15 に高速舞子行の山陽電鉄バスが現れた。夏期臨時便らしい。行先幕を確かめた上で、右側最前列(運転手のすぐ後ろ)に陣取る。同じ“山陽シャトルバス”でも、すれ違う車は大体が路線バス型なのに対し、当方はハイデッカーの観光型。ラッキーである。
12:26 JR舞子駅・山陽電鉄舞子公園駅の真上の[高速舞子]バス停に到着。折返し設備があるのかと思いきや、普通の高速バス停を一回り大きくした程度で、客を降ろしたバスはそのまま前方のトンネルへ走っていった。階段で4階へ下り、エスカレータで2階へ。予定外に早く淡路島を出てしまったので、行き先に少々悩む。昨日の浜寺公園に続いて、近くに公営プールがあればと思ったが見当たらず、とりあえずJRで明石へ出ることとする。
12:58 西明石行各停、13:05 [明石]着。駅ビル内をぶらぶら歩き、昼食を求めてお好み焼き屋へ。せっかく明石に来たのだから“明石焼き”(500円)を頼めばよいものを、なぜか帆立入りお好み焼き(650円)を頼んでしまう。無駄な虚栄心であった。昼食後、駅周辺をぶらついていたら、駅北口交番に見覚えある顔が目に飛び込んできた。といっても警官の知り合いがいたのではなく、ポスターの意匠に「機動戦艦ナデシコ」のホシノ・ルリが採用されていたのである。十分に近寄ってまじまじと見つめたかったが、大荷物を抱えて交番をのぞき込む挙動不審者にはなりたくなかったので、遠目でちらっと見るだけにする。
14:22 [山陽明石]から、山陽車の直通特急・姫路行。転換セミクロスシート《※2》、2列&1列。駅に停まる毎に、乗客はどんどん減ってゆく。 14:53 [飾磨]で網干線に乗換え。こういう場合は、ふつう支線列車が本線優等列車に接続して発車するものと思っていたが、ここでは各停に連絡しているらしく、さっき[大塩]で追い抜いた各停が来るまで少々待たされる。
15:04 ワンマン3両ロングシートで発車、15:16 [山陽網干]に到着。JR山陽線の[網干]駅までは約4km、バスはついさっき出たばかりで、次は15:45。駅の目の前の FamilyMartで時間をつぶす。15:45、余部・東芝経由の姫路市営バス(230円)、16:00頃 [JR網干駅南口]着。16:04発姫路行をやり過ごしたら、次は16:23 [網干]始発の快速野洲行(221系8両)。[姫路]に着いたら、向かいのホームに223系新快速野洲行がいた。中央口を出て、あさひ銀行でお金をおろす。たまたま見つけた市バス乗り場に停まっていたバスが[東雲町]を通るようなので、16:50発の青山ゴルフ場行に乗り込む。今まで乗った路線バスの中で最も荒っぽい運転のバスを[東雲町]で下りる。今夜の宿へは、一つ手前の[花影町]が最寄りだが、東雲町界隈探索のためバス停一つ分歩いてみる。バスが走る“十二所通り”は3車線の西行き一方通行で、200m北を走る国道2号線が東行き一方通行という珍しい仕組み。
17:00すぎに姫路シティホテルへチェックイン。シャワーを浴びて、18:30頃 街へ繰り出す。夕食は、国道2号線沿いの中華料理店で焼きそばと餃子。歩いて駅前へ出て、パチンコ2店ハシゴして 7,000円も散財。帰りにアルコールとつまみを買い込み、今日の足取りを思い出しながら独りで晩酌。22時過ぎに一旦就寝するが、1時頃目が覚めたので、ちょうど 1:10からのABCラジオ“しんみち家の人びと”を聴き、また寝床へ。
《※2》転換セミクロスシート……座席のしくみが転換クロスシートで、その配置がセミクロスシートになっているもの。転換クロスシートとは、座席の背もたれ部分だけを前後に倒して向きを変えるタイプ。JR西日本の新快速や、特急〔踊り子〕号にも使われている。セミクロスシートは、座席の向きが進行方向と同じ(クロスシート)だが、ドアの側だけ窓を背にした座席(ロングシート)になっているもの。