東雲の'98夏・大阪湾一周紀行 その3 BACK【8/2】午前へ戻る【8/3】午前へつづくNEXT

【8/2】日曜日 のつづき

  • 13:28 [浜寺公園]から普通車和歌山市行に乗車(4両)、13:37 [泉大津]着。駅ビルの中の回転寿司屋で昼食(9皿×105円=945円)。駅へ戻って、和歌山市行急行と特急〔ラピート〕に続く、普通車和歌山市行(14:14発)。民放ラジオは野球と競馬ばかりなので、NHKのサンデージョッキーを聞く。

  • 14:38 気が付くと、空港線の分岐駅[泉佐野]に着いていた。さっきから、電車に乗るたびにウトウトしている。やはり夜行バスの翌朝はつらい。空港急行と一部指定席特急〔サザン〕を待って14:41発車。車庫がある[羽倉崎]をはさんで、14:46 [吉見ノ里]着。相対式ホームで構内踏切のある、北鎌倉のような構造。小さな駅前には案内板も地図もなく、当てずっぽうに歩いて、15時前にホテルユタカウイングに到着。しかしチェックインは16:00〜とのこと。フロントにも、その奥の事務室にも人の気配はない。フロントの電話のそばに“連絡先”(携帯電話)が書いてあるので電話を入れ、荷物だけ置いて行く旨を伝える。カバンをロビーの片隅に置き、トートバッグだけで身軽になって出発。

  • 15:13 [吉見ノ里]発、普通車なんば行、15:16 [泉佐野]着。りんくうタウンへ行くべく空港急行に乗り継ごうと思ったら、15:13の次は15:36。ついていないと言うか、接続の悪さに呆れたというか。〔ラピート〕・本線急行に抜かれてしばらく停まっている和歌山市行普通車の中で旅程記録のメモを取る。

  • 15:36 空港急行がようやく発車、15:39 [りんくうタウン]着。JR関西空港線とは方向別の配線。りんくうポート北(田尻スカイブリッジ北詰付近)行のバスは1時間毎で、15:28の次は16:36。しかたなく、暑い日射しの中をちんたら歩く。16:10頃、田尻スカイブリッジにさしかかるが、17時からのはずの「スカイブリッジ歩行者通行止」の規制が早くも敷かれていた。しかし反対側歩道へ回ったら「17時からですから」と通してくれた。橋を渡っているうちに、胸にクリップ《※2》を付けた人が後ろからやってきた。「リスナーの方ですか」と私から声をかける。堺に実家があり、鹿児島県国分の大学に通っているらしい。当方の話を聞いているのかと思えば、そのリアクションではなく、自分の話を始めるタイミングをうかがっていたらしい。

    ポスター
  • 16:45 田尻スカイブリッジ南詰の特設会場に着いて、名刺を渡して住所を書いてもらう。“KIXりんくうポート・こどもフェスティバル”では、トランポリンではねていたかと思えば、アンパンマンショー(ゲストキャラ:かつぶしまん、鉄火のマキちゃん、だいこん役者)もやっていた。「大きなお友達もいっぱいいて、お姉さん驚いちゃいました」(笑)。太陽は西に傾きつつあるが、その日射しは依然として強い。人工浜辺で、ブーステント以外に何も遮るものがないので、ただ西日にさらされてじりじりするばかりである。

  • 17:45 こどもフェスティバル終了、『國府田マリ子の GAME MUSEUM』公録へ。MCのお姉さん(アンパンマンショーのお姉さんではなく、イベント全体の進行役)に呼び込まれてディレクターの佐藤卓矢氏(以下:佐藤D)登場、拍手喝采。テーブルのセッティングにも、ついでに拍手喝采。マイクチェックで『Horizon』(番組のエンディングテーマ曲)が流れ出すと、観衆から期待の大拍手。「やめろよお前ら、歌いたくなっちゃうだろ」とジョークを飛ばす佐藤Dだが、当然ながら「エー、エー」とマイクテストに専念。

  • 17:55 白いTシャツ姿の國府田マリ子嬢登場。人垣越しに見ていたが、歩いて出てきたうちは肩から上が辛うじて見えたものの、ステージ上で椅子に座ったら全く見えない。

  • 18:03 収録スタート。前半30分を完パケ《※3》で一気に収録。

  • 18:33 前半パート終了。ステージ上で振り向いて海のほうを見たマリ子嬢、沈み行く太陽に向かって『Horizon』を歌うまで待っててね」と呼びかける。

  • 18:35頃 後半パート収録スタート。かと思いきや、音楽出し間違いでやり直し。

  • 19:05頃 OBC分《※4》収録終了。日はすっかり沈んだ。淡路島の洲本山地に雲がかかっていて、山に日がかかるよりも早く見えなくなってしまった。続いてネット局分のエンディングパートを録り始めたら、BGMがフェードアウトしてゆく。マリ子嬢がそのまましゃべっているうちに「すいません、もう一度」と女性の声。佐藤Dの「勝手にテープ止めんじゃねえよ、バカ!」の声は、真剣さゆえの一喝。止める以前に、テープが回っていなかったらしい。「すいません」の声の主・小野瀬ADは立ち直りにもたつきつつ、なんとかネット分収録終了。ステージ上から一旦みんな退場。

  • 19:15頃 佐藤D登場。“トトカルチャー花蝶風月”《※5》を極めた『トトカルチャーVIP』の表彰式へ。対象者2人のうち1人は欠席。マリ子嬢再登場、初代VIP:シバ氏をステージ上で表彰&インタビュー&記念撮影。歌衣装へ着替えのためマリ子嬢引っ込み、佐藤Dつなぎトーク。前夜の「集え!暇人」《※6》がどんなだったかをちらっとしゃべるうちに、マリ子嬢スタンバイOK。2曲目はお約束の『Horizon』だが、1曲目は何を歌うのか佐藤Dも知らないまま、マリ子嬢を呼び込む。なんと出てきたマリ子嬢は、ピンクのワニの着ぐるみを着て、歌う曲は『ぴんくのわに』。OBCチャリティソングで、人前で歌うのは初めてだとか。歌い終わって、マネージャーのきーちゃんにステージ上で着ぐるみを脱がしてもらい、いよいよ! 『Horizon』でエンディング。

  • 19:40頃 GMイベントつつがなく終了。総合MCのお姉さんが締めくくる。

  • 19:55頃 りんくうタウン沖で、前触れの花火(光るだけ)10発あがる。“りんくう花火の祭典”幕開け近し。

  • 20:00 りんくうタウン沖と泉南沖で同時に花火が上がり始める。りんくう側の“浪速花火”が近いが、泉南側の“江戸花火”の方が連発が多いようである。観客の中から「あっちの方が金かかってんのやな」の声が聞こえる。

  • 20:40頃 花火の音と光を背に受けながら、退散。吉見ノ里駅・田尻町立中学校・交番などを経て、旧国道26号嘉祥寺南交差点のローソンで買い出し(21:08、625円)。南海線をまたいで、ホテルにチェックイン。荷物は部屋に入れておいて……くれなかった。入浴などして、24時頃就寝。

    《※2》クリップ……『國府田マリ子の GAME MUSEUM』のリスナーの印。基本的にはゼムクリップを用いるが、目玉クリップ・バークリップ・ダブルクリップ等を用いても何ら問題はない。地域ごとに色が定められている。

    《※3》完パケ……録音番組でも、放送と同じ時間進行で収録すること。または編集を終えて、放送用として出来上がった番組テープ。佐藤Dは“パーソナリティ育成のため”完パケで番組を作ることにこだわる。

    《※4》OBC分……『GAME MUSEUM』は、OBC放送分だけ60分で、他のネット局放送分は30分。OBCだけで流れる後半30分と、ネット局用のエンディングを別に録っている。

    《※5》トトカルチャー花蝶風月……当番組内のコーナー『GAME MUSIC COUNTDOWN』で、ベスト10内で指定された3つの順位に入る曲を予想する「トトカルチョ」で、すべて当てると「トトカルチャー」と呼ばれる。2回以上当てると「トトカルチャー・ムーン」「…ウィンド」「…バタフライ」と格が上がり、「…フラワー」に達すると「トトカルチャーVIP」と呼ばれる。「鳥」ではなく「蝶」なのは、開始当初の勘違いから引っ込みがつかなくなり、「GMオリジナルよ(^_^;)」と現在まで押し通しているのである。

    《※6》集え!暇人……ディレクター佐藤氏がこのイベントの前夜に、東京都内で実施したイベント。佐藤氏がキューを振る諸番組の出演者がゲストとして出たらしい。
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